韓国の最高裁判所は娘の不正入学への関与などの罪に問われたチョ・グク元法相の妻の上告を棄却し、懲役4年の実刑判決が確定しました。
この裁判は、韓国のチョ・グク元法相の妻、チョン・ギョンシム被告が娘の大学院進学を有利に進めるために、大学の表彰状を偽造した私文書偽造など15の罪に問われていたもので、1審と2審では懲役4年が言い渡されていました。
韓国の最高裁はきょう、争点となっていた不正入学のために使われたパソコンの証拠能力を認め、チョン被告の上告を棄却し、懲役4年の判決が確定しました。一連の判決はチョ元法相との共謀を一部で認定しているため、チョ元法相の裁判にも影響を及ぼすとみられています。